宇治神社|伊勢|ご利益あり!五輪金メダル獲得!「足神さん」は、陸上選手の聖地である!

2018年9月14日

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宇治神社の概要

宇治神社は伊勢内宮の五十鈴川を挟んだ向かい側の小高い山に鎮座する神社である。内宮の宇治橋前から100m程度。内宮の駐車場の一番奥から山道に入ろうかというあたりに一の鳥居があり、山の斜面に参道が伸びている。

宇治神社は、内宮の鳥居前町である「宇治」の街を守る氏神様であり、近隣4町の神社の祭神25柱を合祀する産土様でもある。

宇治神社の創建

神社の由緒書によると、創建由来は二説あるようだ。

  • 皇大神宮の末社:那自売神社の跡地に土地の神様を祀ったのが始まりという説。
  • 1660年、宇治洪水の時に神路山に祀られていた祠が流れ着いたという説。

明治41年以降、近隣4町の神社数十社を合祀して宇治の鎮守社となっていった。

宇治神社の祭神

数十社を合祀したので、祭神はビックリするぐらいに多い。全部で25柱。その中で、山の神の最高位である「大山祇神」を主祭神としている。大いなる山の神である。

大山祇神

全ての山を司る神。である一方、海の神とされることもある。とても大きな神である。この神の娘が木花咲耶姫命であり、瓊瓊杵尊の妻となり神武天皇へとつながるのだ。

合祀されている神々
  1. 宇麻志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)【足神さん】
  2. 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ) 五穀豊穣の神
  3. 玉移良比賣神(タマイラヒメノカミ) 宇治を守護する地主神
  4. 御裳須曽姫神(ミモスソヒメノカミ) 五十鈴川の守護神
  5. 豊玉比賣神(トヨタマヒメノカミ)  豊かな玉を身に付ける人の守護神
  6. 素戔嗚尊(スサノオノミコト)     疫病を鎮め癒して下さる神
  7. 天兒屋根命(アメノコヤネノミコト)  天意をお伝えになる神
  8. 速秋津日子神(ハヤアキツヒコノカミ) 河口の神
  9. 速秋津比女神(ハヤアキツヒメノカミ) 人の罪を呑込み消して下さる神
  10. 新川比賣神(ニイカワヒメノカミ)   水の神
  11. 火産霊神(ホムスビノカミ)      火の神
  12. 水波賣神(ミズハノメノカミ)     五十鈴川を水害から守る水の神
  13. 神名不詳一座  五十鈴川上流の鏡石の上に祀られていた旧石津賀神社の祭神
  14. 応神天皇(オウジンテンノウ)     厄除開運・殖産興業の守護神
  15. 天見通命(アメノミトオシノミコト)  荒木田氏の祖
  16. 大職冠鎌足神霊(タイショクカンカマタリシンレイ) 藤原氏の祖
  17. 和気清麿神霊(ワケノキヨマロシンレイ)   忠誠の神
  18. 菅原道真神霊(スガワラノミチザネシンレイ) 和歌・学問の神
  19. 楠正成神霊(クスノキマサシゲシンレイ)  南北朝時代の武将、精忠の神
  20. 彌武彦神(ヤタケヒコノカミ)   連歌の秘奥を究め俳諧の道を開く。俳祖
  21. 羽倉東麿神霊(ハクラアズママロシンレイ)  江戸時代の歌人
  22. 岡部真淵神霊(オカベマブチシンレイ)    江戸時代の国学者・歌人
  23. 本居宣長神霊(モトオリノリナガシンレイ)  松坂生まれの国学者
  24. 平田篤胤神霊(ヒラタアツタネシンレイ)    江戸後期の国学者

宇治神社HPより引用

宇麻志阿斯詞備比古遅神
  • 「宇麻志(うまし)」は「よいもの」という意。
  • 「阿斯(あし)」はすくすくと真っすぐに成長する植物である「葦」。
  • 「詞備(かび)」は「カビ」。微生物である。芽吹くものという意味がある。

「阿斯詞備(あしかび)」と続けると、すくすくと芽吹くものという意味になるという。

 

宇治神社のご利益

宇治神社の祭神の一柱に、宇麻志阿斯訶備比古遅神がある。「足神さん」として祀られている。そもそもは、天地開闢後4番目に現れた神、すなわち造化三神の次に生まれた神である。

生命力を神格化したものと解釈され、活力を司るとされる強力な神である。

足の疲労を癒し、足の怪我を未然に防いでくれる、また治してくれるという。

あの野口みずき選手がアテネオリンピックに出場する前に「草鞋」を奉納し、見事、マラソンで金メダルを獲得したということで、一躍有名になった。

今では、東海・近畿を中心に全国の陸上選手の参拝が後を断たないという。かくいう私も、陸上競技のアスリートである娘を連れての参拝なのだ!

※参拝後の駅伝大会で、2大会連続自己ベスト更新。チームも初の入賞!間違いなく効果あり!(追記:2017/02/14)

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宇治神社 参拝記録

先ほども申し上げた通り、内宮のすぐ近くである。おそらくは、ここまで来て内宮に参拝しない人はいないと思うので、今まさに宇治橋を渡って内宮から出てきたと仮定しよう。

出てくると左に向かって歩いて頂きたい。3分も歩くと大駐車場の端にあるトイレ前を通ることになる。宇治神社の境内にはトイレがあったか無かったか定かではないが、ひとまずトイレを済ましておこう。

トイレの前までくれば、もう鳥居が見えているはずだ。

一の鳥居

鳥居を含めてすべてが平成28年11月26日に新調されている。新調されて1か月あまり。白木が美しい。

手水舎

極力、水盤の水が汚れないように配慮されている。管理が行く届いている様子がうかがえるではないか。こちらも美しい。

参道の階段と二の鳥居

前を行くのは、地元の市民ランナーの方だろう。後ろからえっちらおっちら上るのが、外宮で頭をはたかれ半ベソ状態であった、うちのチビ君である。

左手から日が差し込んでいる。美しい。

足神神社

『神宮略典』によると宇治神社は、皇大神宮末社足立弖社(アシタテシャ)に擬し、一説には、宝暦年間(17511764)磯辺街道、笹原茶屋の亭主が、老狐が足を傷めて治療に手を尽くしましたがその甲斐なく悶死し、亭主はこれを厚く葬り、山神に祖霊と祀り崇敬しました。足の疲労平癒を祈れば、必ず加護ありと遠来より祈る方が多くなり、わらじや絵馬を献ずる習慣があります

宇治神社HPより引用

ということで、足神神社の横には、絵馬とともに草鞋が奉納されている

見せていただいたところ、「〇〇大会で優勝できますように!」とか「〇〇高校にスポーツ推薦合格できますように!」などの祈願が多かった。

撫で石

「撫で石」が設置されている。この石を撫でて自分の痛い部分を撫でると癒えるという。

私は両ひざが痛かったので、ひざを撫でておいた。現在、ひざは痛くない。これである。私が足神様の信者の一人となったことを、ここで申し上げておこう。

本殿

こちらが、宇治神社の本殿となる。明日は元旦であるがゆえに、新年を迎える準備が整っている。全てが美しい。

山の神をはじめ25柱の神々に、この地を訪れたことへのご挨拶と感謝の意を述べ、娘のアスリートとしての開花を祈願した。

※インターハイ連覇の陸上強豪校に進学!(追記:2018/04/17)

鳥のさえずりが一際大きく聞こえた。これは、受け止めて頂けたということだろうか。。。

一旦、階段の中ほどにある社務所まで戻り、草鞋と絵馬とお守りを購入。締めて3500円であっただろうか。

社務所には、野口みずき選手と藤田監督が奉納した草鞋と、野口さんが「新社殿遷座」のタイミングで訪れた際のサイン兼お礼詣りの札が飾られていた。

 

すぐそばには、大勢の人々が集まる、日本の総氏神とされた内宮がある。

川を挟んで向かい側には、この土地を守る、この土地の氏神・産土の神々が祀られている。

 

もしかしたら、おはらい町を通ってまず向かうべきは、宇治神社なのかもしれない。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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