足守神社|和歌山|足守観音と同時参拝で効果倍増!足を強くしたいアスリート諸君必見!

2017年8月11日

足守神社は、和歌山市木枕(こまくら)にある「足守観音寺」の境内に鎮座する。境内には神道の神と仏教の菩薩が祀られており、まさに神仏習合時代のあり様を見るようである。

足守観音寺も足守神社も、足腰の怪我や病を持つ人々、あるいは、サッカー選手や陸上選手などの崇敬を集めており、社前には草鞋やボールが奉納されている。

神と仏の両方にお願いして、ご利益を2倍頂こう!ということになろうか。

基本的に、住職さんはこちらに常駐していないようで、

お守り購入などの用事がある場合は、電話をかける。住職かご家族の方が3分程度で駆けつけてくれるシステムになっている。

ご祈祷をお願いする場合は、事前に電話予約をしておく方が確実であろう。

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足守神社について

足守神社 概要

足守神社 アクセス

MAP

最寄り駅

  • 和歌山電鐵貴志川線 山東駅 徒歩15分

車でのアクセス情報と駐車場

  • アクセスは極めて悪い。運転に自信のない人、大きな外車は近づかない方がよい。
  • あり(無料)境内乗り入れ

足守神社の創建

崇徳天皇の御代(1095年~1143年)、高野山の覚鑁上人(かくばんしょうにん)が諸国を行脚し、この山東に入った時、この地域に灌漑用水がなく農民達が苦しんでいるのを見て、この地に滞どまり、大池を造ることにした。

しかしその工事は難行を極めた。というのも、多くの作業員や牛などが足を痛めてしまうからである。

そこで上人は、愛宕山足千現大明神を勧請せしめ、石室に奉じて「足守大明神」として尊崇、足病の者のために祈念した。

すると、ことごとく平癒した。

これが、足守神社の起源である。

その後、上人は根来に大法城を定め、木枕に社殿を建立して観音寺とした。

これが足守観音寺の創建である。

足守神社の祭神

足守大明神を祀る。

足守神社のご利益

もちろん、足病平癒、スポーツ成就である。

御夢想灸

毎年7月の第一日曜日に大祭が行われる。

その日は、足病平癒の祈祷とともに、「御夢想灸」と称するお灸をしてもらえる。

全国各地から、足病平癒を祈願する人々、スポーツ成就を祈願する人々が集まるという。

毎年5月ごろからフェイスブックに予定がアップされるので、こちらでご確認いただければと思う。

足守神社facebookホームはコチラ!

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足守神社 参拝記録

足守神社へは、基本的には徒歩がよいかと思う。

貴志川線の山東駅から徒歩15分。若干の登り坂はあるものの、健康な人ならば問題はないだろう。

しかしである。ここは足を患う人が参拝したいであろう神社である。

そこで、近くにある西應寺という大きな寺に止めさせていただくと、徒歩5分程度に短縮することができる。

しかし、私は、普通車で行けるかどうか挑戦してみた。(実は、成り行きでそうなっただけなのだが・・・)

結論を申し上げるとHONDAステップワゴンSPADA(5ナンバー)でたどり着いた

ただ、ひとたび集落に入ったら、神社境内まで行き切る覚悟が必要だ。

途中、怖気づいてUをかましたくなるような場所があるが、そこにはU可能なスペースは無い。。。行き切るしかないのだ。

万一、前から車がやってきたら。。。相手と自分、どちらの運転技術が優れているかを見極めて、対処して頂ければと思う。

県道13号線を伊太祁曽神社方面から東に走ると「足守神社」の看板がある。

ここを左折(北上)する。

ここから先は、カーナビで現在地と神社の位置関係を確認しながら、道路に白のペンキで書かれてある矢印を頼りに進むことになるのだが。スリリングだ。

ここを曲がって、クネクネ、ソロソロ、ガサガサ、グイっと走って5分ぐらいで山門が見える。

ホット一息である。感想はというと・・・

間違いなく徒歩をお勧めする。

足守神社 山門

社標柱が新しい。この門から入ると左手に3台は止められるであろうか。

本堂

正面は、観音寺の本堂となる。

びんずるさん

お釈迦様の弟子のお一人らしい。

自分が患っている場所と同じ場所を撫でると、その病気が治るとのことである。

そして、本堂内の厨子に御本尊の観音様が祀られている。

「こちらの観音様も足の病を治してくださるので、神社と合わせて観音様も是非お参りくださいね」

神社エリア

一段高い場所に神社がいくつか鎮座している。その中心が足守神社だ。

山門を入って右手の斜面に足守神社が鎮座する。

拝殿?絵馬殿?

階段を上ると、割拝殿であろうか、たくさんの草鞋や靴をひっつけた絵馬が掲げられている。鉄製の草履があったり下駄があったりと、面白い。

足守神社

このようにたくさんの草鞋が奉納されている。草鞋には願い事が書かれた木札が付けられている。すなわち絵馬である。

稲荷祠

足守神社の右横に、稲荷神を祀る小祠があった。

さて、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が祀られているのか、荼枳尼天(だきにてん)が祀られているのか。

ここが観音寺という寺院であることからすると、荼枳尼天(だきにてん)の可能性が高い。

であれば、憑き物落とし・病気平癒・開運出世の神と言えよう。でなければ、五穀豊穣・商売繁盛である。

春日社

足守神社の左側にある「春日社」春日大神を祀る。(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神)

藤原氏の氏神として平安京に祀られている。出世・一族繁栄の守護神と言えよう。

右:金刀比羅権現 左:祇園社

金比羅権現

現在の金刀比羅宮は大物主大神が主祭神であるが、こちらの神社が神仏習合当時のままの姿であると仮定するならば、象頭山金毘羅大権現を祀っていると思われる。すなわちクンビーラ。

鰐を神格化したインドの神で、海上交通の守護神である。

祇園社

祇園社と言えば京都の八坂神社。現在の主祭神は素戔嗚尊であるが、こちらも神仏習合当時のままであると仮定すると、祇園精舎の守護神「牛頭天王」となる。

厄病除け、悪霊除けの霊力を持つ。

最後に

ご祈祷をお願いしたが、ご住職はお盆前ということもあって外回り中。

したがって、ご祈祷申し込み書に記入して、後日、ご祈祷済みの護符を郵送していただくことにした。

なんと、2日後に届いた。すごい!

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最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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