生國魂神社|大阪|実は凄い神社だったんだね!日本国土の守護神を祀る古社は、癒しのパワースポットだ!

2016年5月31日

生國魂神社は、大阪市天王寺区にある神社。

延喜式神名帳に記載ある式内社で、なおかつ名神大社に列した極めて霊験あらたかな古社であり、近代では官幣大社、現代は別表神社という、日本国の神社の中でも特別な神社に数えられる。

一般的には「いくたまさん」と呼んでいるが、正式名称は「いくくにたま」。「難波大社」とも称される。

生國魂神社のある上町台地は、上町断層によってつくられた高地で、太古の昔は大阪湾に北方向に突き出た半島であった。であるからして、瀬戸内海から河内、そして大和に向かう場合、必ずこの半島の岬を通過することになる。まさに、海上交通の要所といえよう。

また、この上町台地は龍脈であるともいわれ、大阪城、難波宮、四天王寺、住吉大社、仁徳天皇陵など、重要な施設が多く集まる地域だ。

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生國魂神社について

生國魂神社 概要

  • 所在地  大阪府大阪市天王寺区生玉13-9
  • 電話番号  06-6771-0002 
  • 社格   式内社(名神大社)官幣大社 別表神社
  • ご利益  製造関係、縁結び、夫婦和合
  • 公式HP   https://ikutamajinja.jp/

生國魂神社 アクセス

MAP

最寄り駅

  • 大阪メトロ 谷町線 谷町9丁目駅 徒歩5分

駐車場

  • あり(無料)

境内左手に6台程度の駐車場あり。

 

“難波大社" 生國魂神社の創建

創建年代は不詳である。生國魂神社の社伝によると、、、

神武天皇東征時に石山碕に生島神・足島神を鎮め祀ったのが始まりとしている。

史実であるならば、紀元前670年ぐらいだろうか。とてつもない古社である。

文献における初見は日本書紀の「36代孝徳天皇」で、「孝徳天皇が生國魂神社の樹木を伐採した」という記述がある。これは西暦で言うと640年頃のこと。

となれば、少なくとも飛鳥時代には存在したということは確実であろう。

その場所は、現在の大阪城。石山本願寺に隣接していたという。

御崎には坐摩社も見える。

さて、信長による本願寺攻めで荒廃したであろう生國魂神社は、その後の大阪城築城に際して南方3kmの現在地に遷座された。

“難波大社" 生國魂神社の祭神

主祭神は、生島大神いくしまのおおかみ足島大神たるしまのおおかみ。相殿神に大物主大神おおものぬしのおおかみを祀る。

生島大神と足島大神

生島大神と足島大神は、古事記に登場しない神だ。一説には、難波の地主神ではないかと言われているが、

しかし、平安時代の宮中では、この2柱の神様は、大八洲(日本国土)の神霊国土にあるものを生成し充足する神様として、別格の扱いを受けていた。

また、同じく宮中において、天皇の住居を司る神として「坐摩神いかすりのかみが祭祀されていた。

このように、難波の生國魂社と坐摩社は、古代難波宮と深い関係性を有していたと指摘されている。

そのようなことから私としては、神功皇后あるいは15代応神天皇の頃の創建ではないかと思っている。

いずれにしても、

  • 国土にあるものを生成する神といえば、高御産巣日神、神産巣日神を連想する。
  • 日本国土の神霊となると、倭大国御魂大神を連想する。
  • 生島・足島を生玉・足玉とすれば、饒速日尊が持っていた神宝である「十種神宝」の中に、まさしくその名のとおり「生玉いくたま」「足玉たるたま」がある。
  • そして、この半島にも磐船神社があったらしいとなると、饒速日尊と関連するように思えてならない。

いろいろと、想像を掻き立てられる神社・祭神である。

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“難波大社" 生國魂神社 参拝記録

大阪メトロ谷町線の谷町9丁目駅の南に生國魂神社は鎮座する。

ホテル街を通ると近道だが、谷町筋から真っすぐに伸びる参道からアプローチするのが正統と心得る。

城向八幡宮跡

谷町筋から鳥居に向かって参道を歩くと、左手に公園がある。この公園は明治初頭までは「蓮池」と呼ばれる池で、今は境内社となっている「城向八幡宮」が鎮座していた。

一段低くなっている部分が池だったのだろうか。。。

精鎮社跡

そして、この公園の参道を挟んで向かい側、現在は幼稚園になっている少し窪んだ場所にも池があり、こちらも現在は境内社となっている「弁財天」が鎮座していたようだ。画像は無い。申し訳ない。

この「弁財天」が明治期には「レイコン社」と呼ばれ、こちらも、今は境内に祀られて「精鎮社」と呼ばれている。

手水舎

正面の鳥居の両端がスロープになっていて、車で境内に入ることができる。

しかしそれでは鳥居をくぐったときの感覚を味わうことができない。一度、外に出てから、もう一度歩いて鳥居をくぐろうではないか。

いや、新鮮さが薄れてしまったのだろうか、あまり神域感を感じることができないのである。。残念。

手水舎の奥に駐車場とトイレがある。駐車場は無料だ。

拝殿

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真正面に鉄筋コンクリートの大きな拝殿がある。広くて、明るい拝殿だ。その奥に生國魂造の本殿があるのだが、見えない。

二礼二拍手一礼。天津祝詞。

拝殿から優しい風が吹き抜けてくる。「優しい親心のような気」が本殿からゆったりと流れだしているように感じる。実に清浄である。そして格の高さを感じる気である。

 

拝殿の右手にまわると、天満宮と住吉神社が南向きに(本殿に向いて)並んで鎮座している。さらに奥には、皇大神宮が東向き(本殿と同じ向き)に鎮座。

天満宮

本殿に向かって鎮座する「天満宮」。祭神は菅原道真公。学問の神様だ。

住吉神社

こちらも本殿に向いている「住吉神社」。祭神は底筒男命・中筒男命・表筒男命。祓いの神、航海の神、交通安全の神、和歌の神。いくつものご利益を頂ける。

皇大神宮

本殿と並列に、すなわち東向きに鎮座する「皇大神宮」。天照大御神を祀る。

 

この天満宮・住吉社・皇大神宮、小振りな庭園を取り巻くように鎮座しているのだが、この庭園が「気持ちのいい場所」なのである。

しばらく、お庭の花を眺めながら、この気持ちよさを満喫するべし。

さてここから階段を降りて、一段下のエリアへと進もう。

そこは、秀吉が十種神宝を埋めたと伝わる「生玉の杜」である。

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