志藝山津見|しぎやまつみ|加具土命の死体から化成した山の神

2018年7月14日

スポンサーリンク

志藝山津見(しぎやまつみ)は、日本神話に登場する神。

伊邪那岐命が斬り殺した自らの子「加具土命」の左手から成った山の神である。日本書紀では足から化成したと記述されている。

志藝山津見の神名

志藝山津見(しぎやまつみ)>>>古事記(左手から成った)

䨄山祇(しぎやまつみ)>>>日本書紀(足から成った)

志藝山津見の神格

木の茂った山の神とする説

「志藝」を「繁木(しぎ)」と解釈する説である。

同じく木の茂った山の神とする説の別の根拠としては、、、

「志」の「士」はもともと「足」の意味を持つ。それに心がついて、進む心。すなわち「こころざし」。

「藝」は、「木と土と丸」が中央部を構成する。これは「木を手そ添えて植える」という意味。そこに草冠で草木を強調させ、「云」は「ここに」という意味。

まとめると、「志藝」とは「ここに、進んで樹木を植える」という意味となろう。

長く伸びた山の神とする説

「志藝」を、鳥の「鷸(しぎ)」と解釈するのである。シギは一般的に首・足・翼が長い。

よって、長い翼・脚のように伸びた、細長い山の神。あるいは平野部に切れ込む、突き出た稜線部分の神。

ちなみに、日本書紀の「䨄山祇」の「䨄」はウズラであるからして、鳥説も捨てがたいのである。

翼をはばたかせるためには大きな胸が必要である。ここで「淤縢山津見」につながる。

同時に生まれた山の神

古事記に登場する、斬り殺された加具土命から生まれた山の神8柱は下記の通り。

参考記事

古事記における、これらの8柱の神が化成する場面、すなわち加具土命が斬り殺される場面は、こちらの記事をご覧頂きたい。

スポンサーリンク