賀茂御祖神社|下鴨神社|開運・縁結び・子宝!女性に嬉しいご利益の宝庫です!

2019年6月26日

賀茂御祖神社は、京都市左京区の鴨川と高野川が合流する地点にある神社で、通称「下賀茂神社」と呼ばれる。山城国の一宮、式内社の名神大社二十二社の上七社に数えられる、京都では最古クラスの由緒ある霊験あらたかな神社である。

社寺仏閣の宝庫「京都」の中にあって、下鴨神社の縁結びは霊験あらたか。女性に人気の神社である。

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下鴨神社について

下鴨神社の祭神

東殿に「玉依姫命」、西殿に「賀茂建角身命」を祀る。

玉依姫命

上賀茂神社の主祭神「賀茂別雷命」の母神にあたる。

丹塗矢に化身した火雷神(ほのいかづちのかみ)を床の近くに置いていたところ、賀茂別雷命を懐妊し出産したという。

そもそも「玉依姫命」とは「霊(たま)の憑(よ)りつく巫女」という意味で固有名詞ではない。

よって記紀や風土記には、多くの「玉依姫命」が登場する。

賀茂建角身命

玉依姫命の父神である。

すなわち、上賀茂神社の主祭神「賀茂別雷命」の祖父神にあたる神様。

神武東征に際して、高木神・天照大神の命令のもと、日向に降臨。大和の葛城山へ移り八咫烏に化身して、熊野に赴き神武を導いた。

ヤマト王朝が成立すると、葛城山(大和国)から北上し、木津川沿岸の岡田(加茂町)に移住。さらに木津川沿いに京都に入って、最終的に葛野河(高野川)と賀茂河(鴨川)が合流する地点、すなわち現在の下鴨神社がある場所に鎮まった、山城賀茂氏の始祖である。

下鴨神社のご利益

京都を開拓し、都の守護神とされている賀茂建角身命の御利益として「開拓」「産業の振興」「厄除け」「方除け」、玉依姫命からは「縁結び」「子宝」「安産」の御利益を頂くことができる。

下鴨神社の創建

創建年代は不詳。いくつかの説がある。

「山城国風土記」によると、、、

「賀茂建角身命が、大和の葛木山から山代の岡田の賀茂(岡田鴨神社がある)に至り、葛野河(高野川)と賀茂河(鴨川)が合流する地点(下鴨神社がある)に鎮まった」

社伝によると、

「崇神天皇7年(紀元前90年)に神社の瑞垣の修造の記録があるため、この頃には社殿が造営されていた」

「意外と新しく、天平の頃に上賀茂神社から分置された」という説もある。

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内参道の様子

一願成就の御礼のため桂の鈴虫寺に参詣したあと、天下一品の本店に行こうということになり、北白川まで京都盆地を横断。久しぶりの「こってりラーメン」を食べたら、急に下鴨神社を訪れたくなった。学生時代に河原をランニングしていた、思い出の地なのである。

南面の駐車場に車を止めて、表参道に入る。

癒しと開運のパワースポット「糺の森」

まっすぐに伸びる「白い参道」を緑豊かな木々に覆っている。見上げると空には「青い参道」が。ここが「糺の森」(ただすのもり)である。

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縄文時代から脈々と受け継がれてきた森が、都会のど真ん中にあるのは、奇跡だ。まさしく「イヤシロチ」なのであろう。大地のパワーを感じる。しかし、脳みそが膨れ上がる感じはしない。

清々しくも優しいという表現になるのであろうか。それが分厚い感じ。なんとも稚拙な表現である。いつもながら語彙力のなさに自己嫌悪に陥るのだ。。。

とはいえやはり、通るだけで開運パワーを頂けると言われている参道だ。

両側に清流が流れ、初夏にはホタルが飛び交う。雪景色も美しいだろう。春夏秋冬それぞれの「美」がここにはある。

元糺の森

糺の森は京都にもう一か所。秦氏の本拠地、太秦の「木嶋坐天照御魂神社」の森だ。

珍しい三柱鳥居が実に神秘的な雰囲気を醸し出す。

蚕の社とも呼ばれているが、これは秦氏がもたらした養蚕・機織・染色技術に由来する。つまり秦氏ゆかりの神社となる。

秦氏と賀茂氏は親戚関係らしい。

「木嶋坐天照御魂神社」の記事はコチラ!
➡ 木嶋坐天照御魂神社|蚕ノ社|三柱鳥居の謎に迫る!京都最古級の名神大社は浄化のパワースポットであった!

古代祭祀の遺構「切り芝」

しばらく歩くと左側に、ちょとした空間が。この周囲だけ樹木がなく見通しが良くなった場所がある。ここが「切り芝」「糺の森のへそ」と言われてる。

この「切り芝」。古代の祭祀場だったとのこと。ここだけキラキラと輝いて見える。

近寄ると、脳みそが膨らんでくるのがわかりる。風が吹きやがて脱力です。浄化されていく感覚だ。

※追記:
先日、久々に訪れたが、やはりここは磁場が違う。高圧電線の直下にいるような感覚がある。

もちろん、ここだけは木が無いので大量の日光が差し込む。明るく輝いて見えるのも当たり前と言えば当たり前だろうが、それだけでは納得できない何かを感じる。

百聞は一見にしかずである。

この古代祭祀場の近くに、船島・奈良社旧跡に至る細い参道の入口がある。

ここは是非とも訪れて頂きたい、おすすめの場所である。

細い小道を歩いていくと、またもや、パワーを発するスポットが、、、

奈良殿神池・船島

ここは境内を流れる「御手洗川」(みたらしがわ)と泉川が合流する地点で、「賀茂建角身命」が天鳥船に乗って降臨された地との伝承がある場所だ。この橋を渡ったところが船島と呼ばれており、こちらも古代の祀場である。

反対側に回り込むと、船島の意味がわかる。

わかる?わからない?

緑に光り輝く部分が、船の穂先に見えるのは私だけであろうか。

船に見えるか見えないかは別にして、なんと神々しい光景であろうか!

こちらでも古代祭祀が行われていたという。パワーみなぎるスポットである。あそこに立ちたい。。。

ここを過ぎると、楼門前に出る。

楼門から入る手間には、女性に嬉しい縁結びのパワースポットがある。我々のような初老の男は近寄りがたいのだ。初老?

縁結びのパワースポット「相生社」

楼門の手間、左側に朱色の鳥居がかわいらしい「相生社」縁結びのパワースポットとして注目を集めている。

祭神は、「産霊神(むすびのかみ)」

「ムスヒ」とつく神は多いが、神社の説明によると相生社の祭神は、造化三神のうちの一柱で、万物を生成し成長させる神である「神皇産霊神」(かみむすひのかみ)とされている。

「ムスヒ」が「ムスビ」と読むようになり、縁結びの神様として信仰を集めているのだ。

社名の「相生」とは、賀茂氏と親戚関係の松尾大社のご神木にも「相生の松」があるが、2本の木が途中から1本になっている木のことをいう。

二つが一つに結ばれる。。。縁結びの神にふさわし社名である。

そしてここのスゴイところは、そのご神徳がすぐそばの木に現れているのだ!

縁結び・夫婦和合・子宝・安産「連理の賢木」

「相生社」の左隣に祀られているご神木「連理の賢木」

まさに二本の木が一本に結ばれている。しかも、上のほうで。ふつうは根元が一つになるのだが。

さらにさらに、根元から子供の木が育っているではないか!

縁結び・夫婦和合・子宝・安産・子育て「神皇産霊神」のご神徳の現れだと感じざるをえない。

さらにさらにさらにである。「連理の賢木」は歳をとって枯れると、この「糺の森」のどこかに後継ぎの木が自然に生えてくるのだ!現在の木は4代目。奇跡の木である!

紅白の綱「御生曳」を引っ張って、鈴を鳴らして祈願するのが良い。

本殿エリア

楼門

朱色が一段と映える「楼門」。楼門をくぐって、さらに神域の奥へ進もうではないか!

神服殿、舞殿、橋殿、細殿という、いずれも重要文化財の建造物が軒を連ねる。天皇・皇族が祈願した下鴨神社ならでは。みやびな平安京らしいところだ。

浄化のパワースポット「井上社」

まずは、本殿エリアへの入口「中門」の右手に向かおう。御手洗池と「井上社」がある。井戸の上にある社なので「井上社」。

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祭神は、「瀬織津比売命」本殿に参拝する前に、こちらを参拝することをお勧めする。

▼井戸の上に建てられた祠

祭神 瀬織津比売命

「祓戸四神」の一柱として知られる、水の神様であり、祓い清めの神様

多くの神社の「祓戸社」に祀られている。「祓戸」とは身に付いた穢れを祓う場所のこと言う。大抵は、内参道の最初か本殿の手前に鎮座している。

であるからして、本殿に向かう前に、先に「井上社」で祓い清めるのが正式な参拝手順になるんだと思われる。

一説には、天照大御神の后だったとか、天照大御神の荒魂だとか、代理だとかとも言われている。

ガン封じのパワースポット「御手洗池」

毎年土用の丑のころになると、不思議と清水が湧き出してくるという「下鴨神社の七不思議」のひとつに数えられている「御手洗池」「足付け神事」が行われることで有名。

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御手洗池の清水に足をつけると疫病・脚気にかからないとされてきた。現代では、転じて「ガン封じ」である。

湧き出る清水と同時に気泡もプクプクと湧き上がるのだが、その泡の様子から「みたらし団子」が作られたらしい。

元祖みたらし団子は、近くの「加茂みたらし茶屋」さんで味わうことができるという。

では、いよいよ中門から神域の奥へと入ろうではないか。

解除所

小さな祓戸「解除所」がある。

下鴨神社は古代から天皇が足しげく参拝する神社であった。そこで天皇専用の祓戸が設けられたということだ。

中門

では、いよいよ本殿エリアに突入することとしよう。

生まれ年の守護神「言社」

本殿前のスペースに、小さな社が7社立ち並んでおり、それぞれに干支看板が立てられている。その生まれ年の守り神なのだそう。

どの社の祭神も「大国主命」である。

大国主命は、年少のころ、根の国にいかれた時、国造りの途中、大王になったときなど、次々と神名が変わる。その7つの神名で祀られているわけだ。

「一言社」・・・中門を入って正面にある2社。

  • 東側に「大国魂神」が祀られている。巳年・未年の守り神。
  • 西側に「顕国魂神」が祀られている。午年の守り神。

「二言社」・・・中門を入って右側にある2社。

  • 北側に「大物主神」が祀られている。丑年・亥年の守り神。
  • 南側に「大国主神」が祀られている。子年の守り神。

「三言社」・・・中門を入って左側にある3社。

  • 北側に「志固男神」が祀られている。卯年・酉年の守り神。
  • 中央に「大己貴神」が祀られている。寅年・戌年の守り神。
  • 南側に「八千矛神」が祀られている。辰年・申年の守り神。

このような社がいつ頃どのような経緯で造営されたのか不詳らしいが、これだけ大国主命を祀る神社は珍しいと思う。

大国主命=縁結びの神様。やはり下鴨神社は縁結びだ。

国家安泰と縁結びのパワースポット「本殿」

いよいよ、拝殿に進む。

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この向こう側に国宝の「本宮」が二つ鎮座している。

主祭神「賀茂建角身神」をお祀りする「西本宮」。そして「玉依媛神」をお祀りする「東本宮」だ。

ご利益

八咫烏に化身した「賀茂建角身神」は国家安泰・厄除け・交通安全のご利益。「玉依媛神」は縁結び・安産・育児のご利益あり。

浄化のパワースポット「三井神社」

本殿の左に、趣きのある「三井神社」がある。

庭園の中に拝殿が設えてあって、そこから苔むした庭越しに本殿を参拝するという趣向は、貴族の香がそこはかとなく。。。雅。

下鴨神社よりも古い創建で、もともとは上賀茂神社の摂社であったが、朝廷の政策により独立して、その後の下鴨神社の基礎となったとも。

祭神は、

  • 中社「賀茂建角身命」
  • 西社「玉依媛売命」
  • 東社「伊賀古夜日賣命」

伊賀古夜日賣命は、賀茂建角身命の妻で、玉依媛命の母だ。

ちなみに、中社には「大山咋命」と「御年神」が合祀されている。「大山咋神」と言えば、「玉依媛命」の夫神とされている神であり、「松尾大社」の主祭神

ここで下鴨神社と松尾大社がつながる。秦氏と賀茂氏のつながりの深さが見て取れる。

さて、三井神社境内の西側に、末社が3社。

  • 北側に「諏訪社」建御名方神が祀られる。大国主命の御子で、出雲国譲り神話で建御雷神と力比べをした勇猛果敢な神様だ。
  • 中央に「小杜社」水分神が祀られる。葛城鴨氏の本拠地に、名神大社に指定された「葛木水分神社」がある。
  • 南側に「白鬚社」大伊乃伎命(猿田彦神)が祀られる。鴨県主氏の祖神で導きの神様。

出雲井於神社(いずもいのへのじんじゃ)

三井神社の南側、境内の西南の角に、建速須佐之男命を祀る「出雲井於神社」が鎮座する。開運と厄除けの神様とされている。

ここは別名「比良木神社」(ひらき)とも呼ばれている。これは、同じ祭神を祀る「柊神社」を合祀したためとのこと。

社殿の周囲の木の葉が「柊」のようにギザギザになるという伝承もあり「何でも柊」と呼ばれていて、鴨の七不思議の一つに数えられてる。

松尾大社の記事はコチラ!
⇒ 松尾大社 開運と長寿のパワースポット