金刀比羅神社|熱田|熱田神宮のそばに鎮座する金刀比羅神社。

2018年11月15日

「金刀比羅神社(ことひら)」は、名古屋市熱田区白鳥に鎮座する神社.

熱田神宮境内の北西角に鎮座する摂社「下知我麻神社(しもちかま)」の伏見通りを挟んだ向かい側にある。

広告

金刀比羅神社(熱田)について

金刀比羅神社(熱田) 概要

  • 所在地  愛知県名古屋市熱田区白鳥2丁目10
  • 電話番号  
  • 主祭神   大物主神
  • 創建年      1759年
  • 社格   村社
  • 公式HP     なし

金刀比羅神社(熱田) アクセス

MAP

最寄り駅

  • 地下鉄名城線 「神宮西駅」徒歩1分
  • JR東海道本線 「熱田駅」徒歩6分
  • 地下鉄名城線 「伝馬町駅」徒歩10分
  • 名鉄名古屋線 「神宮前駅」徒歩10分

駐車場

  • 金刀比羅神社に駐車場はない
  • 熱田神宮の駐車場(無料)
  • 熱田神宮公園の駐車場(無料)

金刀比羅神社(熱田)の由緒

社伝によると、、、

むかし、京極高尚が四国の讃岐国から若狭国小浜に国替えの際、信仰していた象頭山金刀比羅宮に社参して船出した。

すると、一体の金毘羅像が流れきたので拾い上げて廷内に宮を造りて祀ったのだが、不浄を恐れて、1759年の参勤の際に、熱田幡屋の延命院に預けた。

延命院の境内に不動堂を建立し安置したところ、日毎参詣者絶えることがなかった。

と伝わる。

金比羅権現

讃岐国の琴平山(象頭山)に出現した、山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神で、讃岐の金刀比羅宮では、金刀比羅権現の本地仏は不動明王としている。

「コンピラ」は、ガンジス川のワニを神格化した「クンピーラ」がその語源といわれる。クンピーラは川の神の乗り物だったため、金比羅権現は海上交通の守り神として祀られた。

金比羅権現には、一般的に大物主神を充てることが多いが、まれに素戔嗚尊や金山彦命を充てることもある。

金刀比羅神社(熱田)の祭神

金毘羅像をご神体として祀ったことから始まるとのことからして、創建当初から明治維新までは金毘羅権現が祭神であったはずだ。

明治維新後は、大物主大神と名称変更され、現在も大物主大神が祀られていると思われる。

素戔嗚尊、金山彦命である可能性も無くもない。また、崇徳天皇が合祀されている可能性も無くもない。

スポンサーリンク

金刀比羅神社 参拝記録

何度か参拝してきた熱田神宮ではあったが、いつも「下知我麻神社(しもちかま)」だけ参拝を忘れてしまっていた。ここだけが、境内の外に鳥居があるからだ。

下知我麻神社

5年越しに願いが叶い、参拝することができた。古くから旅行安全の神として信仰されている。だから、大通りに向いているのだろう。

今回は、「下知我麻神社(しもちかま)」だけを参拝するために訪れた。

さあ、大阪に帰ろう!と思ったところ、なんと道路の向こうに鳥居が見えるではないか。

こうなると、見過ごすわけにはいかない。

社頭

少し荒れた感じがする境内である。

手水舎の柱が補強されている。台風が襲来したら屋根だけが飛んでいきそうだ。

拝殿

割拝殿風になっていて、本殿が良く見える構造だ。賽銭泥棒が横行しているのだろうか。。。

お馴染みの丸金の紋が鮮やかだ。

本殿

二拝二拍手一拝。

拝殿横から奥に続く石畳がある。入らせていただこう。

水天宮

本殿の左手に境内社の水天宮が祀られている。

主祭神は、天之御中主神。安徳天皇・建礼門院・二位の尼が合祀されている可能性が高い。

水天宮は有馬神社の祭神「天之御中主神」を信仰した有馬氏が久留米藩に入封後に創建した神社。そして、有馬家が江戸の上屋敷内に勧請したのが、現在の日本橋の水天宮である。

こちらの水天宮は、どちらの勧請だろうか。

安産の神として有名である。

秋葉神社

本殿の右手に秋葉神社があったが、撮影を忘れてしまったようだ。

秋葉神社は、火伏の神である。

以上、熱田の金刀比羅宮をご紹介させていただいた。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

スポンサーリンク