亀塚公園|三田|亀塚稲荷の元鎮座地は古墳なのか?

亀塚公園は、東京都港区三田にある公園。芝生広場・児童公園・亀塚で構成されている。

場所はというと、第一京浜沿いにある「御田八幡神社」の裏手と言えばわかりよいだろうか。

御田八幡神社の本殿左にある階段を利用すると、すぐに亀塚公園に到着するだろう。急こう配ではあるが。

三田駅から聖坂を登るという手もある。私は聖坂を登るルートでアプローチした。

聖坂の途中には亀塚稲荷神社やクエート大使館など、いくつかのスポットが存在する。なかなか楽しい散策となろう。

亀塚稲荷神社

坂の頂上付近の左手、お寺の隣に公園がある。高塀に囲まれていて、外からだと公園には見えない。

亀塚公園の塀

なぜこんな塀があるのか。

実はここには、皇室である華頂宮家(かちょうのみやけ)の屋敷があったのだ。大正13年、臣籍降下によって華頂宮家は断絶。そのあと内大臣の官邸に利用されていたらしい。その塀が今に伝わるとのことだ。

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亀塚公園 訪問記録

塀の中に入る。

芝生広場

右奥には、芝生広場。平日の朝9時頃。誰もいない。

亀塚

正面に見える児童公園の向こうにある、こんもりとした小山が亀塚である。

亀塚登山口

亀塚の説明書きがある。

古くから、古墳であると指摘され広く知られてきていたが、昭和45年に学術調査したところ、この塚の築造年代は古墳時代終焉後であることが判明。

さらに平成における複数回の調査においても、石棺・石室などの埋葬施設や周濠などの形跡もなく、古墳として断定できなかったという。

それでもまだ、古墳である可能性は高いと考えられているとのこと。古墳であって欲しいという願いなのだろう。

さあ、山頂を目指そうではないか。

亀塚 山頂

これが亀塚の山頂である。かつては365度の展望を誇っていたらしい。遠く房総半島も見えたという。太田道灌が物見台を設置したのも頷ける。

がしかし現在では、海側は御田八幡宮の社叢が茂り見通せなくなっている。また内陸方面も建物が邪魔をして見通せない。

亀塚霊神祠跡

塚の頂上に酒壷があり、ここに出入りする亀を神と崇めていたが一夜の風雨で酒壷の亀が石になったという。

その石亀をご神体として祠に祀った、その場所とのこと。

途中にあった亀塚稲荷神社のご神体である石の亀は、こちらから移されたと思われる。

以上、亀塚(古墳?)のご紹介である。

最後までお読みいただき。ありがとうございました!