猿田彦命(さるたひこのみこと)|道開きの神

2017年10月8日

 

猿田彦命は、日本の神話に登場する神。天孫「瓊々杵尊」の神降りの際に道案内を行った国津神ということで、道開きの神として信仰を集めている。また、天津神と国津神の初の交わりとも言える。

猿田彦命の神名

  • 猿田毘古神(さるたひこのみこと≪≫古事記
  • 猿田毘古大神(さるたひこのみこと)≪≫古事記
  • 猿田毘古之男神(さるたひこのみこと)≪≫古事記
  • 猿田彦命(さるたひこのみこと)≪≫日本書紀

猿田彦命の神格

  • 導きの神・道開きの神
  • 交通の神
  • 伊勢の地主神

猿田彦命の神徳

  • 開運
  • 交通安全
  • 縁結び
  • 延命長寿
  • 厄除け
  • 商売繁盛
  • 殖産興業

猿田彦命の系譜

古事記を参考に、猿田彦命の系譜を記載しておく。

  • ≫≫ 不明
  • ≫≫ 不明
  • ≫≫ 天宇受売命(あめのうずめ)

後述のとおり、その風貌は、「鼻が異様に長く、背丈は2メートル、眼光鋭くホオズキのように輝いている」とされる。よって、「天狗」の原型とされる。

記紀で、その容姿について言及している神は他に見当たらない。よって、猿田彦命の容姿は猿田彦命を語る上で非常に重要な要素であると考えることができる。

鼻が高くて・背が高く、彫の深い顔。すなわち、弥生系ではなく縄文系か、はたまた西洋から中東アジア・インドあたりから、早くから渡来した民族か。

私は、猿田彦命=天狗=山伏=ユダヤ人 と連想してしまう。

猿田彦命を祀る神社

当ブログで紹介している神社から、猿田彦命を祀る神社をご紹介しよう。

▼椿大神社(三重県鈴鹿市)

伊勢国を統治した国津神。

そのほか同じ三重県の伊勢市、内宮のすぐちかくの「猿田彦神社」、また、全国の「白鬚神社」に祀られる。

そして、多くの神社で、末社に祀られる猿田彦命を見ることができる。

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猿田彦命が登場する神話

天孫降臨

天孫「瓊々杵尊」が高天原から葦原中国に降りる際、四方八方に枝分かれする分岐点に、一柱の男神が待ち受けていた。

その風貌は、鼻が異様に長く、背丈は2メートル、眼光鋭くホオズキのように輝いており、高天原から葦原中国までを照らしていた。

不審に思った「瓊々杵尊」は、「天細女命」に「いったい誰なのか何の用なのか、確認してきなさい」と命ずる。

この大きな男神が答えるに、「名は猿田彦伊勢に住む”国津神”で、天孫の道案内役として葦原中国から迎えにきた。」

猿田彦命の先導によって、無事に高千穂の峰に降り立つことができたという。

その後、故郷の伊勢に戻って「天細女命」とともに開拓に勤しんだ。

猿田彦命の死

伊勢の阿邪訶(あざか:現在の松阪市)の海で漁をしていた時、比良夫貝(ひらふがい)に手を挟まれ、溺れ死ぬ。

この際、海に沈んでいる時に「底どく御魂」、猿田彦が吐いた息の泡が昇る時に「つぶたつ御魂」、泡が水面で弾ける時に「あわさく御魂」という三柱の神が生まれた。