パワースポットとは?イヤシロチとは?
パワースポットを一言で表現したら?と問われると、「気持ちのいい場所」と答えるでしょう。
そこに何があるはわからないけど、そこにいると「気持ちがいい」「元気になる」「スッキリする」結果「やる気が出る」「健康になる」。時にはその前兆として「血圧が上がる」「体が火照る」「体が揺れる」「頭がしびれる」というような体調の変化を感じることもあります。
その場所をそう感じるのは、私だけかもしれないし、ほかの人も同じように感じるかもしれない。
みんなが「気持ちいい」と感じる、昔から人が集まってくる、神聖な場所とされていた場所を公式にパワースポットと呼ぶのだろうと思います。
もちろん、自分だけが感じる気持ちい場所をパワースポットも呼ぶのもありでしょう。
というわけで、いろんな賢い人たちが、パワースポットというものを論理的に説明しようと試みておられるので、それらをまとめるとこうなりました。
パワースポットの定義
一般的に、パワースポットは次のとおり定義付けられています。
パワースポットとは、地球に点在する特別な“場”のこと。エネルギースポット、気場とも言う。
『世界のパワースポット: 癒しと自分回復の旅ガイド』という本では、パワースポットには人を癒すとされる水があったり、人に語りかけるとされる岩があったり、あるいは磁力を発する断層があったりすると解説されている
引用:wikipedia
パワースポットと呼ばれる場所は、癒される、元気になる、健康になる、気持ちが晴れる、、、などの変化を感じることができる場所で、具体的には、次のような場所にパワースポットが存在することが多いです。
- 神聖な山・・・信仰の対象となった山や火山。富士山、白山、立山、高野山など。
- 湧き水・・・伏流水、温泉など、大地から溢れ出る場所。
- 龍穴・・・大地の気が溢れ出る場所 ← 私のような素人には見つけにくいが。
- 断層の上・・・大地のぶつかり合いで磁場が発生している場所あるいは0磁場。
- 川や滝、森・・・マイナスイオンが大量発生している場所。
- 神社仏閣・・・上記の条件を満たす場所には、神社あり!
古代の人は、このような「場所」による変化を感じ取る力が現在人よりも優れていたと思います。
なので、そこを神聖な場所と定めて祭祀を行うようになり、神社へと進化していった。
だから、日本の場合は、神社の多くがパワースポットなんです。
言い換えると、「神社はパワースポットである可能性が高い、目印のようなもの」です。
そして、創建が古い神社仏閣ほど、パワースポットである確率は高いと言えるのではないかと思ってます。
断層
「断層」は、わかりやすい目印の一つです。
- 履中天皇陵、仁徳天皇陵、住吉大社、四天王寺、生國魂神社、難波宮跡、大阪城などは、上町断層に沿って存在
- 恩智神社、瓢箪山稲荷、枚岡神社、石切劔箭神社、野崎観音などは、生駒断層に沿って存在
- 奈良盆地では、大神神社、檜原神社、景行天皇陵、崇神天皇陵、石上神宮、春日大社、東大寺などは、天理撓曲上に存在
他にも、金剛断層(御所市あたり)や、誉田断層、羽曳野断層など、多くの断層があり、その上には古墳や神社、寺院が多数存在することがわかります。
神聖な山
- 大神神社に対して三輪山
- 石上神宮に対して布留山
- 春日大社に対して春日山
- 恩智神社の高安山
- 石切劔箭神社の生駒山
- 野崎観音や四条畷神社には飯盛山
さらに、湧水、井戸、温泉などを当てはめてみると。。。等々
等高線が入った地図を見ながら、「この神社の立地は良さそうやな~どうかな~行ってみよ!」と想像するだけで楽しくなりますね。
その場合、過去のイヤシロチの条件を含めて見ていくことになります。
イヤシロチとケガレチ
過去にも、パワースポットという概念があったようで、良い場所をイヤシロチ、悪い場所をケガレチと区別していました。
・四方の高みを結ぶ線が交差する場所は「イヤシロチ」にて禊に良し。
・四方の低みを結ぶ線が交差する場所は「ケガレチ」にて禊に不良はず。
これを、楢崎皐月博士は科学的に解明しようと試みました。
詳しくは、「幸up研究所」というHPや、建設業界のHPをご参照くださいね。
さて、イヤシロチ、ケガレチと思われる土地の電位を測定すると、このようなことがわかりました。
・イヤシロチは「還元電流帯」、電流は上から下方向である場所
・ケガレチは「酸性電流帯」で、電流は下から上方向である場所。
この電位測定をもとに、様々な場所を調査した統計結果は下記の通りです。
・イヤシロチに住む人は、健康な人が多く、ケガレチに住む人家族には病人がいる
・イヤシロチの養鶏所の鶏は卵の生産量が多く病気率が低いが、ケガレチではその逆。牛乳も同様。
・イヤシロチのい養豚場の飼料は腐敗しにくいが、ケガレチではその逆。
・はイヤシロチに建設されている。
・寺院の大半はイヤシロチに建設されている。そうでない寺院の建造物は改修されている。
・ケガレチの道路は何度も補修工事が行われている。
・魔の踏切とか魔のカーブ、魔の交差点などは、すべからくケガレチであった
・ケガレチの工場では不良品が多い
・新設の学校や工場は、ケガレチ率が高かった。
これらのことから、こう結論付けることができます。
・イヤシロチは、草木がよく成長し、住む人を健康にし、モノが劣化しにくい場所。
・ケガレチは、草木が育ちにくく、住む人は不健康になりやすく、モノが劣化しやすい場所。
古くからある神社、よく見てください。樹齢500年を超えるような木々が鎮守森を形成しています。そして、本殿、拝殿など、歴史ある建造物が今も生き生きと残されています。そして、何十代も続く宮司家がお守りしています。
どうですか、まさしくイヤシロチの条件にあてはまりますよね。
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