自宅で開運! 神棚のすすめ ②
神様にお越しいただくために
前回から続く…
さあ、神棚が出来上がりました。
今まさに、神様にお越しいただく、「目印」が出来上がったということです。
さあ、これから、ちょいちょいと神様に寄ってもらえる神棚にしていきましょう。
そのためには、「清浄」と「祈り」が大切だと思います。
以下、祈りの基本と、清らかな状態を保つ方法をご紹介します。
祈り方の基本
「感謝」、「宣言」、「家族全員」、「毎朝、毎夕」、これがキーワードです。
まずは、朝です。
顔を洗い口をすすぎ、身を清めます。
そして、神饌を供えます。
- 米と塩と水は毎日交換。
- 酒と榊は、1日と15日に新しいものに交換。
そして、二拝・二拍手・祈り・一拝、もしくは、二拝・天津祝詞・祈り・二拍手・一拝。
神棚専用の祝詞があります。「神棚拝詞」です。
ワタシは、天津祝詞を奏上します。なぜかというと、覚えられないからです。いいんです。
祈る内容は?といいますと、、、
ワタシの場合は、
「家族全員が、今日も生かしてもらってることへの感謝」「健康であることへの感謝」「怪我なく過ごしていることへの感謝」など。
試験や試合など、勝負のかかった特別な日の朝。こういう日こそ、「○○の日を迎えることができた喜びと感謝」を伝えます。伝えたうえで、「全力を尽くして頑張ります。」でOKです。
それで物足りないのであれば、「願わくば、お力添えをいただきたく、かしこみかしこみ・・・」と付け加えるのが良いかと思います。
神様が降りてきてもらえているんであれば、たぶん、そんなこと言わなくてもわかってもらえるでしょうけど。
次に夕方です。
神饌を下げます。
その際も、朝と同様に、祈ります。
祈りの内容は、「今日も一日、無事に過ごさせてもらったことへの感謝」です。勝負の日だった場合は、その結果を報告しましょう。そして感謝です。
そうそう、「御下がり」の米、水、塩は、夕飯に使うといいです。
いつも清らかな神棚を
日常の清掃方法
皆さんのお家は、毎日掃除してます?掃除機は毎日してますよね。拭き掃除は1週間に1回かな?3日に1回かな?埃が目立ってきたらします?
神棚も、毎日拭き掃除をするのが望ましいですが、忙しい毎日の中では、それがいつしか億劫になってしまうこともあるでしょう。祈りに影響すると、本末転倒ですわな。
お家の拭き掃除と同じサイクルで行えばいいと思いますよ。注意したいのは、他の場所を拭いたもので神棚を拭くことのないように。一番最初に神棚を拭くのがいいかと思います。
年に2回の大掃除
そして、年に2回、大掃除をしましょう。夏の大祓、年末の大祓に合わせて行います。
夏越大祓が6月30日ですから、その日までに大掃除します。年越大祓が12月31日ですから、その日までに大掃除をしてください。
この日は、清掃というより、祓い清める内容になります。
清めの方法は、次の項目で。
そして、きれいに清められた神棚に、大祓の祈りを捧げます。
年越大祓のときは、新しお札を収めます。新しいお札で新年を迎えるということですね。
自作の「聖水」で大掃除
先日、石切劔箭神社の上之宮で、御湯神楽神事(ゆだてかぐらしんじ)を見学しました。
釜に沸かしたお湯を、巫女さんが辺り一帯にまき散らし、そのお湯を浴びることで、祓い清められ無病息災のご利益を頂けるという神事でした。
詳細は、コチラを読んでみて下さいな。⇒ 石切劔箭神社上之宮 御湯神楽神事
「お湯(お水)+酒+塩」これが神聖なる水ということです。「聖水」ですね。
巫女さんは、そのお湯を葉っぱのついた小枝(熊笹のように見えましたが)でもって、まき散らかします。
ですから、先ほどの「聖水」を熊笹か榊でまき散らかせば。。。まき散らかすと、家族から非難されますのでやめましょう。
「聖水」に熊笹か榊を浸して、水気を切ってから、神棚や宮型をたたくようにして清めます。
年末恒例の奈良の大仏様の「お身拭い」のニュースみたいに、ポンポンとはたくように。
これは、初めて設置する際にも行いましょう。神棚を祀る場所と宮型やその他の付属品を、ポンポン・パシャパシャと清めて設置することをお勧めします。
神棚の疑問あれこれ
神棚を祀り始めると、いろいろと疑問に思うこと、どうしたらいいかわからないことが出てきますよね。
以下、いくつか列記してみました。
崇敬神社がたくさんあるけど、神棚には何社までお祀りできる?
「好きな神社がたくさんあって絞りたくない」という方、ご心配なく。お好きなだけお祀りいただいて結構です。
でもですよ、たくさんのお札を収めました。さて、祈るときどうします?神様のお名前を順番に言っていきます?コレクションじゃないんで、限度があると、ワタシは思ってます。
お札やお守り、複数あると喧嘩する?
「神様同志で喧嘩にならないか心配」という方、大丈夫です。まちがいなく喧嘩はしません。
何故なら、お札には神様はいらっしゃらないからです。毎日毎日、感謝の祈りを捧げて、初めて神様が降りてきてくださいますので。ご心配なく。
お札の薄紙は、はがすのか?
お札を受けた時は薄い半透明な紙が巻かれています。この紙は、剥がすのか剥がさないのか。
ワタシはの考え方は、
- 神棚の宮型に収めるのであれば、はがします。
- 神棚にむき出しで立てかけるんであれば、はがしません。
- 柱などに張り付ける場合も、はがしません。
なぜか。それは、宮型に収めない場合は、汚れるからです。ただそれだけ。
年1回、新しいものと交換するのが基本と言われていますが、遠方の神社はなかなか参拝できないでしょ。そういう場合は交換しなくてもいいと思ってます。
以上、ありがとうございます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません