神社は何をするところ?パワー充電の方法とは?

2016年5月11日

日本には、たくさんの神社があります。その数、なんと12万社とも。

そして神道系の信者数は9000万人以上といわれています。赤ちゃんも含めた日本の人口の、なんと90%が神道系信者とは驚きです。

でも、神様を信じますか?という質問に対して、「信じる」と答えた人は30%程度なんだそう。

ですから、神社って何?神社って何するところ?と問われても、明確には答えられないのではないでしょうか。

そこで今回は、神社では何が行われているのか、そして、神様のパワーや場所のパワーを余すところなく頂戴するためには、どうすればいいのか、などについて考えてみます。

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神社って何?

古代日本人は森羅万象すべてに神が宿ると考えてきました。

太陽の神、月の神、水の神、風の神、雷の神、山の神、海の神、野の神、川の神、木の神、穀物の神、、、

あげればキリがありませんね。八百万やおよろずの神といわれる由縁です。

田植えの時、稲穂が出てきた時、収穫の時、山の神や水の神や雷の神などに豊作を祈ったことでしょう。

また、何か事を起こす時にも神に祈ったでしょう。

そして、干ばつ、洪水、地震、疫病などの災害が起こると、それは神の怒りの顕れだと考えるようになります。

そんな時古代の人たちは、大きな木とか岩だとかを依り代として神様に降臨いただき、供物や生贄を供えて、怒りを鎮める祈りを捧げました。

これが神社の始まりです。

はじめは、山そのものに祈ったり、磐座などに臨時的に祭祀場を作って祈ったりしていましたが、時代が下がるにつれて、場所が固定化され社殿が造営されていき、今の神社の姿になっていきました。

神社の境内に、ご神木とか磐座とかがあるのは、その名残とも言えましょうか。

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神社は祭を行うところ

このようにして発達していった神社では、今、何をしているのでしょうか。

それは「祭」です。

祭というと、夏祭りや秋祭り、だんじりや神輿、そして縁日などを思い浮かべますが、そういういわゆる「お祭り行事」だけを指しているわけではなく、

「祭」は、神様に供物を「奉:たてまつる」が語源とされているように、神様に感謝をして、様々な供物で「おもてなし」する行事全般を指して「祭」と呼びます。

普段は見ることがないと思いますが、大きな神社でなくても、

神様に食事を捧げる祭「日供祭」は、毎日行われます。

月の初めや、月の中日には、「月次祭」が行われます。

また、年間行事としては、2月には、その年の豊作を願って「祈年祭」、11月には、収穫時には感謝を表す「新嘗祭」代表的な祭でしょうか。

国家的祭り

他にもたくさんありまが、主な年間行事を列記しておきます。

  • 1月1日  歳旦祭(さんたんさい) 新年を祝う元旦の祭
  • 1月3日  元始祭(げんしさい)    皇室の元旦を祝う祭
  • 2月3日  節分追儺祭(ついなさい) 季節の変わり目に、鬼に象徴される災厄をお祓いする、豆まき神事
  • 2月11日  紀元祭(きげんさい)  国の始まりを祝い、国の発展を祈願する祭
  • 2月17日  祈年祭(きねんさい) 豊作を祈願する祭
  • 春分の日  春季皇霊祭(こうれいさい)  皇居での皇祖皇宗をお祀りする行事に合わせて、遥拝式を行う
  • 4月29日  昭和祭   昭和天皇の遺徳を偲んで、遥拝式を行う
  • 6月30日  夏越大祓(なごしのおおはらえ)  元日から半年、身についた罪や穢れを祓い清める儀式
  • 秋分の日  秋季皇霊祭   皇居での皇祖皇宗をお祀りする行事に合わせて、遥拝式を行う
  • 11月3日  明治祭   明治天皇の誕生日。明治天皇の遺徳を偲んで、遥拝式を行う
  • 11月15日  七五三祝祭   七五三詣り
  • 11月23日   新嘗祭(にいなめさい)秋の収穫を感謝する祭
  • 12月23日   天長祭   今上天皇の誕生日を祝う祭
  • 12月31日   年越大祓(としこしのおおはらえ)   新年を迎えるにあたって、罪や穢れを祓い清める

これらは、国家、国民、皇室といった大きな単位を対象とした祭です。

全国の神社で同じ日に一斉に行われますから、強力な祈りパワーが生み出されているように思えませんか?

また、大災害が発生した時にも、各神社で祈りがささげられます。東日本大震災復興祈願などがそれですね。

氏子の祭り

他にも、各神社独自に設定された「例祭」というものがあります。

例祭は、その神社の主祭神に由来する特別な日に行われます。

夏祭りや秋祭りの神輿や縁日が出てにぎやかな祭りの場合が多いですね。

私達が目にする「祭」の多くは「例祭」なんですね。

個人の祭

このように、国、皇室、神社もしくは氏子という、組織単位の祭だけが祭なんでしょうか。

個人は祭ができないのでしょうか。

いえいえ、できますよ。

お宮参りや七五三などのご祈祷が個人の祭です。

お宮参りや七五三など、人生の節目にあたって、感謝の意を神様にお伝えし今後ともお守りいただきたいと祈願すると同時に、少しずつまとわりついた、諸々の罪や穢れを祓い清めていただく。

この祭りを「人生儀礼」と呼びます。

主な人生儀礼と時期

  • 初宮詣    人生最初のお詣り。無事に誕生した感謝と、健やかな成長を祈願します。
    男子は、生後31日目。女子は、生後33日目にお参りするのが正式な習わしです。
  • 七五三詣   3歳、5歳、7歳の節目に成長の感謝と祈願を行う行事です。
    昔は、幼児の死亡率が高かったから、7歳まで成長できたことの喜びはさぞや大きいものでした。
  • 十三参り   数えの13歳は、干支を一巡した節目にあたり感謝のお詣りを行います。
    大人用の寸法の着物をあつらえて神様に感謝する儀式ですでもありました。
  • 成人式    現代の元服式。大人に成長したことを感謝し、大人としての自覚と誓いを立てる儀式。
    現代では20歳。ですか。
  • 厄年     環境の変化、体調の変化が起こりやすい年齢とされる厄年に、厄払いの儀式を行います。
    男性は42歳が大厄、25歳と61歳も厄年です。
    女性は33歳が大厄。19歳と37歳も厄年です。その前後を合わせて3年間を厄年とします。
  • 年祝い    60歳(還暦)、70歳(古希)、77歳(喜寿)、80歳(傘寿)、88歳(米寿)など、節目の年に神様に感謝する儀式です。

これらは、

環境の変化(進学進級、就職など)
責任の変化(昇格昇進、結婚など)
体の変化(出産、成長・老化など)

のような「人生の節目」です。

言い換えると「変化の時期」。

こんな時は「体調の変化」も起こりやすいということを、古来からの経験則として認識されていたんですね。

人間の智慧って、すごいですね。

ご祈祷、お祓い

安産祈願、縁結び、縁切り、家内安全、病気平癒、交通安全、合格祈願、必勝祈願、商売繁盛、事業成功・・・

人生儀礼の他にも、合格祈願とか商売繁盛などの祈願や、災厄除けとか方除けなどのお祓いも、立派な祭です。プライベート祭です。

※縁切りというのは微妙な表現ですが、酒やたばこを断つのも縁切りです。

所定の料金を納めて社殿に昇殿し、神主さんを通して神様に祈願するものをご祈祷といい、これが正式参拝という位置づけになります。。昇殿参拝とも。

一方、昇殿せずに拝殿入り口に設置した拝所から参拝することを、社頭参拝と呼びます。これも簡易的な祭と言えます。

正式参拝でパワーを頂く!

正式参拝は、神主さんの奏上する祝詞によって、感謝と祈願をキチンと神様に伝えてもらうことができます。そして、祓い清めていただけます。

あの、祝詞のパワーも、すごいんですってよ。言霊ってやつです。

機会を見つけて、正式参拝を積極的に行って、パワースポットのパワーを十分に充電したいと思います。

せっかくパワースポットを訪れるんですから、ただ写真を撮るだけでなく、「祭」をしましょうよ!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

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