神武天皇陵|初代天皇が眠る、完璧な癒しのパワースポット! 

2017年4月7日

神武天皇陵は、奈良県橿原市にある、初代神武天皇の陵である。

畝傍山の北東300mの地点にあり、東西500m南北400mの広大な敷地に、東西150m南北200mの陵が造営されている。

神武陵は、畝傍山の周辺にいくつかの候補地がある。現在比定されているのは、言うまでもなく現陵であるが、議論は続いている。

がしかし、私は研究者ではない。参拝者だ。どこが正しいのかは問題ではないと考える。

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神武天皇陵について

神武天皇陵 概要

  • 所在地   〒107-0052 東京都港区赤坂6丁目10−12
  • 電話番号  03-3583-1935
  • 主祭神  神武天皇
  • 創建   
  • 社格   
  • 公式HP    

神武天皇陵 アクセス

MAP

最寄り駅

  • 近鉄橿原線「畝傍御陵前」徒歩10分

駐車場

  • あり(無料)

史書に登場する神武天皇陵

  • 古事記によると、「135歳に崩御され、御陵は畝傍山の北の方の白檮(かし)の尾の上にあり」と記述されている。
  • 日本書紀には、「127歳で崩御され、畝傍山の東北陵に葬る」とある。
  • さらに壬申の乱の際に神託があり「吾は高市の社にいる事代主の神である。また身狭(むさ)の社にいる生霊の神である」「神武天皇陵に、馬および種々の兵器をたてまつれ」と言ったという記述がある。
  • 延喜式には、「畝傍の山の陵。畝傍の橿原の宮に御宇し神武天皇。大和の国高市郡にあり。兆域東西一町、南北二町。守戸五烟。」とある。二町。守戸五烟。」とある。

神武天皇陵の治定地

上記の通り、平安時代中期までは神武天皇陵の場所は特定されていたようなのだが、その後わからなくなってしまった。

江戸時代に入り歴代天皇陵の場所の治定と再建を図ることになったわけだが、その際に神武天皇陵の候補地として上げられたものの中で有力なものが次の3地点である。

  • 福塚・・・畝傍山の北東700m地点の小さな円墳。現在は第2代綏靖天皇の陵に治定されている。
  • ミサンザイ塚・・・高市郡白橿村山本にあった小さな塚。現神武天皇陵に治定されている。
  • 丸山・・・高市郡洞村。畝傍山東北麓にある小山。畝傍山と神武陵の中間点に位置する。最有力候補であった。

真の神武天皇陵とは

協議の結果、ミサンザイの塚を神武天皇陵としたのだが、真の神武天皇陵は丸山であるという説が根強くある。その根拠は、、、

  • 尾の上にあり=畝傍山の尾根にある」と解釈し、北の尾根にある丸山を天皇陵とするべき。
  • 丸山の地には、「カシ」「カシハ」「カシフ」など「白檮(かし)」に似た地名があった。
  • 江戸後期に描かれた絵図に、「生玉明神社」が丸山のすぐ隣に描かれており。これを生霊神を祀る神社と解釈する

など、丸山は日本書紀や延喜式の記述に当てはまる点が多い。さらには、、、

かつて丸山の周辺に洞村という集落があった。

この集落の人々は神武とともに九州からやってた神武直系の家臣たちで、神武天皇陵の陵戸や守戸(墓守)をしていた

という伝承がある。

もし丸山が真の天皇陵であるならば、丸山は畝傍山の一部であるから、畝傍山全体が神武天皇陵と考えてもいいわけだ。初代天皇の御陵は「畝傍山」と結論付けるのが、神武陵としてふさわしいと思うのは私だけであろうか。

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神武天皇陵 参拝記録

橿原神宮から徒歩であれば、北神門を出て北参道を進み、一旦大通りに出る。そこを左(北)に曲がるとほどなく正面入り口が見える。

車の場合は、その正面入り口に駐車スペースが無いので、さらに北に進む。ほどなく駐車スペースが見えるだろう。あまり大きな駐車場ではない。

参道の様子

砂利道を進む。革靴では少し歩きにくい。

こちらも、橿原神宮と同じく、穏やかで明るい雰囲気である。

私は正面の入口からではなく駐車スペースから伸びる参道に入ったため左右の木々が低いが、本来の参道は、

こんな感じである。左右の木々が高くそびえている。それでも参道は明るい。とにかく橿原神宮周辺は明るいのである。

スタイリッシュな手水舎である。こちらで手口を清めよう。

神武天皇陵

これまた広々とした空間だ。訪れる人もほとんどなく、私一人である。なんという贅沢な時間であろうか。

この鳥居の向こうに環濠が設えてあり、堀を超えたところにも鳥居がある。その奥の森の中に円墳があるそうだ。

二礼二拍手一礼。さわやかな風が吹き抜ける。陰の気は微塵もない。とてつもなく気持ちがいい。

ここに立つと、ここに眠る御魂が神武天皇のものなのか否かなど、さしたる問題ではないと感じるのは私だけではないはずだ。

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古事記ー神武

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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