パワースポットとは?イヤシロチとは?

2016年5月18日

パワースポットを一言で表現したら?と問われると、「気持ちのいい場所」と答えるでしょう。

そこに何があるはわからないけど、そこにいると「気持ちがいい」「元気になる」「スッキリする」結果「やる気が出る」「健康になる」。時にはその前兆として「血圧が上がる」「体が火照る」「体が揺れる」「頭がしびれる」というような体調の変化を感じることもあります。

その場所をそう感じるのは、私だけかもしれないし、ほかの人も同じように感じるかもしれない。

みんなが「気持ちいい」と感じる昔から人が集まってくる神聖な場所とされていた場所を公式にパワースポットと呼ぶのだろうと思います。

もちろん、自分だけが感じる気持ちい場所をパワースポットも呼ぶのもありでしょう。

というわけで、いろんな賢い人たちが、パワースポットというものを論理的に説明しようと試みておられるので、それらをまとめるとこうなりました。

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パワースポットの定義

一般的に、パワースポットは次のとおり定義付けられています。

パワースポットとは、地球に点在する特別な“場”のこと。エネルギースポット気場とも言う。

『世界のパワースポット: 癒しと自分回復の旅ガイド』という本では、パワースポットには人を癒すとされる水があったり、人に語りかけるとされる岩があったり、あるいは磁力を発する断層があったりすると解説されている

引用:wikipedia

パワースポットと呼ばれる場所は、癒される、元気になる、健康になる、気持ちが晴れる、、、などの変化を感じることができる場所で、具体的には、次のような場所にパワースポットが存在することが多いです。

  • 神聖な山・・・信仰の対象となった山や火山。富士山、白山、立山、高野山など。
  • 湧き水・・・伏流水、温泉など、大地から溢れ出る場所。
  • 龍穴・・・大地の気が溢れ出る場所 ← 私のような素人には見つけにくいが。
  • 断層の上・・・大地のぶつかり合いで磁場が発生している場所あるいは0磁場。
  • 川や滝、森・・・マイナスイオンが大量発生している場所。
  • 神社仏閣・・・上記の条件を満たす場所には、神社あり!

古代の人は、このような「場所」による変化を感じ取る力が現在人よりも優れていたと思います。

なので、そこを神聖な場所と定めて祭祀を行うようになり、神社へと進化していった。

だから、日本の場合は、神社の多くがパワースポットなんです。

言い換えると、「神社はパワースポットである可能性が高い、目印のようなもの」です。

そして、創建が古い神社仏閣ほど、パワースポットである確率は高いと言えるのではないかと思ってます。

断層

「断層」は、わかりやすい目印の一つです。

  • 履中天皇陵、仁徳天皇陵、住吉大社、四天王寺、生國魂神社、難波宮跡、大阪城などは、上町断層に沿って存在
  • 恩智神社、瓢箪山稲荷、枚岡神社、石切劔箭神社、野崎観音などは、生駒断層に沿って存在
  • 奈良盆地では、大神神社、檜原神社、景行天皇陵、崇神天皇陵、石上神宮、春日大社、東大寺などは、天理撓曲上に存在

他にも、金剛断層(御所市あたり)や、誉田断層、羽曳野断層など、多くの断層があり、その上には古墳や神社、寺院が多数存在することがわかります。

神聖な山

  • 大神神社に対して三輪山
  • 石上神宮に対して布留山
  • 春日大社に対して春日山
  • 恩智神社の高安山
  • 石切劔箭神社の生駒山
  • 野崎観音や四条畷神社には飯盛山

さらに、湧水、井戸、温泉などを当てはめてみると。。。等々

等高線が入った地図を見ながら、「この神社の立地は良さそうやな~どうかな~行ってみよ!」と想像するだけで楽しくなりますね。

その場合、過去のイヤシロチの条件を含めて見ていくことになります。

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イヤシロチとケガレチ

過去にも、パワースポットという概念があったようで、良い場所をイヤシロチ、悪い場所をケガレチと区別していました。

・四方の高みを結ぶ線が交差する場所は「イヤシロチ」にて禊に良し。

・四方の低みを結ぶ線が交差する場所は「ケガレチ」にて禊に不良はず。

これを、楢崎皐月博士は科学的に解明しようと試みました。

詳しくは、「幸up研究所」というHPや、建設業界のHPをご参照くださいね。

さて、イヤシロチ、ケガレチと思われる土地の電位を測定すると、このようなことがわかりました。

・イヤシロチは「還元電流帯」、電流は上から下方向である場所

・ケガレチは「酸性電流帯」で、電流は下から上方向である場所。

この電位測定をもとに、様々な場所を調査した統計結果は下記の通りです。

・イヤシロチに住む人は、健康な人が多く、ケガレチに住む人家族には病人がいる

・イヤシロチの養鶏所の鶏は卵の生産量が多く病気率が低いが、ケガレチではその逆。牛乳も同様。

・イヤシロチのい養豚場の飼料は腐敗しにくいが、ケガレチではその逆。

・はイヤシロチに建設されている。

・寺院の大半はイヤシロチに建設されている。そうでない寺院の建造物は改修されている。

・ケガレチの道路は何度も補修工事が行われている。

・魔の踏切とか魔のカーブ、魔の交差点などは、すべからくケガレチであった

・ケガレチの工場では不良品が多い

・新設の学校や工場は、ケガレチ率が高かった。

これらのことから、こう結論付けることができます。

・イヤシロチは、草木がよく成長し、住む人を健康にし、モノが劣化しにくい場所。

・ケガレチは、草木が育ちにくく、住む人は不健康になりやすく、モノが劣化しやすい場所。

古くからある神社、よく見てください。樹齢500年を超えるような木々が鎮守森を形成しています。そして、本殿、拝殿など、歴史ある建造物が今も生き生きと残されています。そして、何十代も続く宮司家がお守りしています。

どうですか、まさしくイヤシロチの条件にあてはまりますよね。

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コラム

Posted by リョウ