櫟谷七野神社|京都にあった!浮気封じ・復縁祈願の決定版!
前ページでは、櫟谷七野神社の歴史と浮気封じの高砂山祈願について紹介させていただいた。
当ページでは、境内の様子やお守りについてご紹介したいと思う。
櫟谷七野神社の参拝記録
ここは、やっかいな場所である。近くまで来ているはずなのに、神社が見当たらない。
住宅地の中をぐるぐると回ってしまうことになる。と聞いてはいた。実際、キャリーケースを引いた若者達がぐるぐると歩きまわっている姿を目撃した。おそらく探しているのだろう。
今回、私は車で訪問したのだが、ぐるぐる歩きまわっている若者に何度も出くわしたということは、私も迷ったという証である。
さて境内に参拝者用の駐車場は無い。参拝客用ではなく月極の駐車場がある。公式HPには、「短時間であれば空いている区画に適宜駐車してもよい」との記載があるが、
そもそも道が細い。ナビが案内する道は、初めての人にとっては突入に躊躇するぐらいに狭い。だから、そこまで行きつかないのである。
そもそも道が細い。ナビが案内する道は、初めての人にとっては突入に躊躇するぐらいに狭い。だから、そこまで行きつかないのである。
最終的に、近隣のコインパーキングに止めた。車を擦りたくないし、なんといっても時間を気にすることなく気兼ねなく参拝したいからだ。ちなみに、30分100円と格安である。
「社標と鳥居
365度を住宅に囲まれている。しかも鳥居が住宅地の路地の奥にあるとなると、車で走行しながらの発見は不可能だ。
鳥居をくぐると左手に、小祠がある。
小祠とご神木
推定樹齢500年のクロガネモチをバックに、小祠が祀られている。
ご神木は「恋愛成就のパワースポット」
そのご神木である。だれがどう見てもご神木なのである。
ご神木根元にある「洞」を隠すように祠が鎮座している。
よって「巳さん」を祀ってるような気がするが、
「愛の祈願成就のパワースポット」と言われている。
小祠にある謎の積石
この小祠の右下の積石に、刻印が印されている。家紋のように見える。
このまま見たら「隅立て四つ目」で、六角氏だろうか。少し傾けてみると「平四つ目」となり、京極家あたりか。
いずれにしても、豊臣秀吉による再建の際、大名に寄進させた石であろう。
ちなみに我が家の家紋は「丸平四つ目」である。親近感を覚える。
全景
ここは、土地そのものが周囲よりも50センチほど高い。おそらくは盛土。そして、さらに2mほどの盛土を施して本殿が造営されている。
この石垣にも、家紋の入った石があるらしいが、じゃまくさいので探さなかった。
浄化のパワースポット発見!
ちなみに、この画像「櫟谷七尾神社の全景」を撮影した地点、すなわち私が立っている地点は、本殿とご神木を結ぶ線上なのだが、他の場所と「気」が異なる。この気は拝殿前では感じない。この地点のみである。
高圧電線の下にいるような感覚、奈良のニギハヤヒ尊を祀る「矢田坐久志玉比古神社」で感じる感覚に似ている。すなわち「浄化・再生」の気だ。
春日神社の社標
階段の左手にある社標。かつて「春日神社」と称していたころの社標であろうか。
鹿像
階段右手には、鹿の像が設置されている。鹿は、春日神の使いである。
公式HPによると、
昔から毎年春になると、どこからともなく一頭の鹿が神前に現れるのを、奈良へ送るということがあった。明治6年(1872)以後見られ なくなったのであるが、この神縁により、明治28年(1895)、当社よりの依頼により奈良の春日神社から神鹿2頭を貸与された、という記録が、今日春日大社に残っている。
公式HPより引用
ということである。現れなくなった鹿の代わりに、鹿像を設置しているのだろうか。
どちらもカーポートのような、近代的な屋根が取り付けられている。
さて、階段を昇ろう。
拝殿
これが、櫟谷七野神社の拝殿。
二礼二拍手一礼。
私は、さすがに高砂山は積まなかったが、復縁の祈願をしておいた。
歳を重ねるに連れ、夫婦間の距離というものは、どうしても開いてしまいがちである。いつまでもベッタリも厳しいものがあるが、ちょうど良い距離感というものがあるはずなのだ。
そこを目指しているわけなのである。今は、少しく開き過ぎの感があるわけだ。。。
というわけで、祈願の効果があったか無かったか、後日レポートさせて頂きたいと思っている。
▼高砂山用砂袋
▼高砂山
もっと真ん中に積めばいいのに。。。
ご縁まもり
御守りには、縁切り守りと縁戻し守りがある。
御守りそのものは同じだと思われるが、縁切り用には御守りとは別に白砂がセットされている。
「縁切り用」の使い方
現在のパートナーと別れたい場合。
- お守りは祈願主(あなた)が持つ。
- 別れたいパートナーの身辺に、白砂を一粒、密かに忍ばせる。
財布のカード入れの奥の方に押し込んでおくとか、枕の中に一粒入れるとか、パジャマの腰のゴム通しの中に入れるとか。彼・彼女なら、プレゼントの中に忍ばせておくとか、相手の自宅敷地に撒くとか。
ストーカー対策にも使えないこともない。「相手の身辺に砂を、、、」あるいは「相手の自宅の敷地に、、、」など、ストーカーに近づくリスクは高い。
よって、ご自身の自宅玄関から外に向けて「念じながら」撒く。節分の要領だ。これでもOKらしい。
縁戻しをしたい相手が、浮気をしていて、そいつと別れさせたい場合。
これはなかなか、ハードルが高い。
- 縁切り用のお守りは祈願主(あなた)が持つ。
- 白砂は、縁を戻したい相手に忍ばせるのではなく、浮気相手の身辺に忍ばせる。
お守りは、縁切り用のお守り1つでもよい。縁戻し用とのダブルが、さらによいのだろうが、同じお守りを2つぶら下げることになる。
この場合、浮気相手の枕の中に白砂を、、、というわけにはいかないので、浮気相手の家の前や敷地に、密かにばら撒いておくことになる。
がしかし、一般人が日常生活をしている中で浮気相手の住所を調べるのは至難の業。探偵さんに依頼しない限り不可能であろう。
別の手はないのか?
あるのだ。
特製浮気封じご神符
特製である。
これを頂くには高砂山祈願を行う必要がある。というのも高砂山祈願の白砂の入った袋の中の「祈願用紙」が申込用紙になっているからだ。
祈願用紙のご神符送付「必要」の欄にチェックをした上で、余白に「浮気封じ祈願のご神符希望」と記入する。
そすると、通常のご神符とともに「特製浮気封じ神符」が自宅に届くという寸法だ。合わせて2000円也。
- 縁を戻したい人の名前と、その浮気相手の名前を、祈願主の自筆で記入。
- 肌身離さず持ち歩く。
これでよい。
浮気相手の名前が分からないという人もいらっしゃるだろう。祈るしかない。
これぐらいで、復縁・浮気封じの話題は終わろうと思う。
ここ櫟谷七野神社の特徴は、こればかりではないのだ。
賀茂斎院跡
ここは、「斎院」が住まう斎院御所があった場所である。
当時の斎院御所は150メートル四方あったというから、現神社境内は、その一部分にしか過ぎない。
斎院とは
斎院は役職名でもあり、斎王が住む場所を指す場合もあるのだが、上下の両賀茂神社を奉仕するために任命された、天皇の未婚の皇女(内親王率が高い)のことを指す。
斎院御所に住み、常に清浄な生活を送り、院内もしくは賀茂神社にて祭祀を行う。
同じ斎王システムとして、伊勢の斎宮がある。
伊勢が遠方であるのに対して、賀茂の斎院は都にある。よって、斎院の方が重要視されていたらしい。
斎院と賀茂祭
賀茂神社における祭祀といえば「賀茂祭」。現在の「葵祭」である。
本来、賀茂祭の主人公は勅使である。勅使が祭主で、斎院は巫女。
祭の日、紫野の斎院御所を出発した斎院行列は、一条大宮で御所から来た勅使と合流。下鴨神社へと向かう。
祭りが終わると、同じように斎院御所へと引き上げる。
この斎院行列が実に煌びやかで華やかであったことから、斎院行列が人気となり見物の対象となった。
稲荷神社
拝殿の左手に、末社の稲荷神社がある。
桧皮葺の屋根が、だいぶとくたびれてきているが、それがまた味わい深い。
狐さんの顔つきは精悍ではあるが、恐ろしげな表情ではない。さわやかなスポーツマン風の顔である。と私は感じた。
これにて、参拝は終了する。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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