御座峰|奈良|龍田大社奥宮

2020年8月15日

龍田大社本宮御座峰(ござがみね)は龍田山の伝承地とされる、大阪府柏原市大字雁多尾畑にある山。

大阪府ではあるが、奈良盆地に向けて視界が広がる絶景の地である。

ここに、風神が降臨したとの伝承あり。

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龍田本宮御座峰 概要

  • 所在地  大阪府柏原市大字雁多尾畑
  • 電話番号  龍田大社:0745-73-1138
  • 主祭神  風の神
  • 創建年    不詳
  • 社格   龍田大社:名神大社・官幣大社
  • 公式HP   http://www.tatsutataisha.jp/about.php

龍田本宮御座峰のアクセス

MAP

最寄り駅

  • JR大和路線「河内堅上駅」徒歩50分

駐車場

  • なし 
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龍田大社と御座峰

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龍田大社は奈良県生駒郡三郷町にある大社。

10代崇神天皇に「龍田山に天御柱神と国御柱神を祀れ」との神託が降りて創建された。あるいは40代天武天皇が、風神を龍田に祀り、大忌神を広瀬に祀った時を以って創建とするとも伝わる。

この「龍田山に天御柱神と国御柱神を祀れ」というのが、「御座峰」に降臨した神を「龍田大社本宮」の磐座を依り代として祀ったということになろうか。

御座峰 参拝記録

青谷から府道183号線を走って山道を登っていく。途中に金山彦神社や金山媛神社がある。時間に余裕があれば立ち寄って頂きたい。

というのも、今から行く御座峰に降臨した風神は、この両社が守護するものに大きく影響するからである。詳しいことは別記事をご参照頂きたい。

金山媛神社を過ぎるとほどなく雁多尾畑の集落に入る。こんな山中の起伏の激しいところに、何故にこんな沢山の家屋が建っているのか不思議に思う。

集落を抜けると、「竜田古道の里山公園」が見えてくる。もう少しだ。

そこを過ぎてしばらくすると、右側がグーンと開ける。登坂が終わり平坦になる。右側は葡萄畑であろう。

そのあたりの山側に下のような看板が発見できればOKだ。

この看板、堅下・青谷側から行くと見えやすいが、信貴山・三郷側から行くと見えにくいから注意深く走る必要がある。

看板の場所から山に入る。さあ、いったいどれぐらい歩けばつくのだろうか。ビジネスシューズで来てしまったため、少しく不安がよぎる。

なんと、到着。あの看板から1分とかからなかったのではないだろうか。

当日は5月の中旬。あたりは青々とした新緑の色合いを見せているにも関わらず、ここだけが黄金色。

踏み込むとフカフカである。どうやらこれは木から降り注いだ何かのようだ。ケヤキかな?

「ここが龍田山であると伝わる」と宣言していた。

で、御座峰はどこだろう。

ここから先は立入禁止となっている。誰も見ていないから入っても捕まることは無いだろう。

がしかし、神様は見ている。入ってはならないと言われれば入ってはならないのである。これが日本人だ。

なぞと思いながら道の先を見ていると、何かが立っているのを発見した。

何だろうか。神籬なのか。昔は、あのあたりに石碑があったとか。

誰ぞ悪さをしたのでしょう。残念でならない。

御座峰から龍田大社・王寺方面を望む

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