大屋都比賣神・大屋津姫命(おおやつひめ)

2018年4月12日

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大屋都比賣神は、日本神話に登場する神。素戔嗚尊の御子神である「五十猛命」の妹とされる。

五十猛命と共に日本中に樹木の種を蒔いて回った女神で、紀伊国に祀られている。

大屋都比賣神の神名

  • 大屋都比賣神(おおやつひめ)
  • 大屋津姫命(おおやつひめ)
  • 大屋姫命(おおやひめ)>>>先代旧事本記、ホツマツタエ

大屋津姫命=大いなる家屋の女神という意味になろう。

大屋都比賣神の神格

  • 木の神
  • 家屋の神
  • 船の神
  • 生殖の神

五十猛兄妹の神格「木の神」の一つの側面、木で造られる家屋を神格化したということか。

大屋都比賣神のご利益

  • 住宅の守護
  • 船・車の守護
  • 木製道具の守護
  • 薪・炭の守護
  • 子宝

木製のものであれば何でも守護して頂けそうである。

また、種を蒔いて大きく育てたことから、子宝のご利益も期待したいところだ。

大屋都比賣神の系譜

  • 父>>>素戔嗚
  • 母>>>不明
  • 兄>>>五十猛命
  • 妹>>>都麻都比賣命

ホツマツタエでは、兄を「大屋彦」(五十猛)とし、その妹として「大屋姫」とある。

同じ大屋に、彦と姫。まさしく対となる男女神であるからして、兄の五十猛命とは夫婦の関係であったと考えることもできよう。

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大屋都比賣神の登場する神話

日本書紀 第八段 五節

素戔嗚尊の子を五十猛神と言い、妹を大屋津姫命(おほやつひめのみこと)、次が柧津姫命(つまつひめのみこと)と言う。

この三柱の神も、樹木の種を国中に蒔いた
そして三柱の神は紀伊国に渡って、そこで祀られている

先代旧事本紀

素戔嗚尊の子神を紹介する部分。

天照太神との誓約で生まれた「宗像三女神」の次に、、、

素戔嗚尊の子の次は、五十猛神である。または大屋彦神という。
次に、大屋姫神
次に、抓津姫神。

以上の三柱の神は、紀伊国に並んで鎮座されている、すなわち、紀伊国造が斎き祀る神である。

なんと「紀伊国造が斎き祀る神である。」と書かれてある。

これは、日前神宮・国懸神宮を祀る以前の紀伊国造が祀る神は、この三柱の木の神々だったということが言いたかったのだろう。

大屋都比賣神を祀る神社

伊太祈曽神社(和歌山市)

兄の五十猛命の脇殿に祀られている。

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